
シャープのエアコン内部洗浄が終わらないと感じる方もいるようです。「いつ終わるのか」「何分間運転するのか」と疑問に思うことも多いでしょう。
内部洗浄運転が長い原因や毎回作動する理由、解除や途中で止める方法についても詳しく解説します。
また、リモコンのボタン設定や表示が消えない場合の対処法、運転中の音や暑さ、カビや臭いへの効果、電気代の影響についても紹介します。
シャープのエアコン内部洗浄運転に関する悩みを解決し、快適に使用するためのポイントを押さえていきましょう。
結論!内部洗浄が終わらない?
原因 | 有効な対策 |
---|---|
設定が「自動」になっている | リモコンで「内部清浄」の設定を「手動」または「切」に変更する |
冷房・除湿後の自動運転 | 冷房・除湿の使用後は約70~90分間運転するため、運転時間を確認して待つ |
湿度が高く乾燥に時間がかかる | 部屋の換気を行い湿度を下げる、エアコン使用後に送風モードを活用する |
フィルターや内部の汚れ | 定期的にフィルターを掃除し、必要に応じてエアコンクリーニングを行う |
センサーや内部の異常 | 電源プラグを抜いて30秒以上待ち、再接続してリセットする |
リモコンの信号不具合 | リモコンの電池を交換し、正常に作動するか確認する |
表示が消えない・運転が止まらない | 運転時間を確認し、リモコンの「停止」ボタンを押すか、電源をリセットする |
運転中に暑くなる | 窓を開けて換気する、就寝前や外出中に運転する |
電気代が気になる | 内部清浄の回数を減らすために「手動」に設定する、送風モードを活用する |
カビや臭いが気になる | 内部洗浄だけでなく、フィルター掃除や業者のエアコンクリーニングを併用する |
この表を参考に、原因を特定し、適切な対策を実施してみることが役に立てば幸いです!
記事のポイントまとめ!
- シャープのエアコン内部洗浄が終わらない原因と運転時間の目安
- 内部洗浄運転が毎回起動する理由と設定変更の方法
- 内部洗浄を途中で止める方法や表示が消えない場合の対処法
- 内部洗浄運転の音や暑さ、カビ・臭いへの効果、電気代の影響
シャープのエアコン内部洗浄が終わらない原因と運転時間

- シャープのエアコンの内部洗浄とは?
- シャープのエアコン内部洗浄はいつ終わるのか?
- 内部洗浄運転は何分間続くのか?
- 内部洗浄運転が長いと感じる理由とは?
- 内部洗浄運転が毎回起動するのはなぜ?
- 内部洗浄中の表示が消えない場合の対処法
シャープのエアコンの内部洗浄とは?
シャープのエアコンに搭載されている内部洗浄機能は、エアコン内部の湿気を取り除き、カビや臭いの発生を抑えるための自動クリーニング機能です。特に、冷房や除湿運転を使用すると、エアコン内部に結露が発生し、それがカビや汚れの原因になります。
この問題を防ぐために、内部洗浄運転が作動し、送風や低温暖房でエアコン内部を乾燥させます。
内部洗浄には、「自動」と「手動」の2つのモードがあります。自動設定ではエアコンを停止するたびに作動し、手動ではリモコンから任意のタイミングで開始できます。運転時間は、冷房・除湿使用後は約70〜90分、暖房使用後は約20分が目安です。
この機能を適切に活用することで、エアコン内部を清潔に保ち、嫌な臭いやカビの発生を防ぐことができます。
シャープのエアコン内部洗浄はいつ終わるのか?
シャープのエアコンの内部洗浄運転は、エアコン内部の湿気を乾燥させ、カビの発生を抑えるために行われます。しかし、いつ終わるのかが分からず、不安に感じる方もいるようです。
シャープさんのプラズマクラスターエアコン使ってるんだけど、停止を一押しで内部洗浄してくれる(2度押しで停止)の、いつもはすぐ終わるけど、ずっとエアコンつけっぱなしだからか、内部洗浄長い・・・最長90分かかるらしい・・・暑い💦
— モコ 🗣 (@aki94moco) August 23, 2020
でも内部洗浄した方が効きも良くなるような気がするんだよな。
内部洗浄運転の終了時間の目安
内部洗浄運転の終了時間は、使用状況やエアコンの設定によって異なります。主な要因は以下の通りです。
- 通常の運転後の内部洗浄:冷房・除湿・部屋干しモードを使用した後は、約70〜90分間運転される。
- 暖房・送風運転後の内部洗浄:暖房や送風のみを使用した場合は、約20分間で終了する。
- 室内の湿度が高い場合:湿気が多い環境では、内部をしっかり乾燥させるために運転時間が長くなることがある。
内部洗浄が終わったことを確認する方法
内部洗浄運転が終了すると、エアコンの運転ランプが消え、風が出なくなります。また、リモコンの表示も内部清浄のアイコンが消えることで確認できます。ただし、機種によっては内部清浄運転中でも表示が消えるものがあるため、完全に運転が止まるまで様子を見ることが大切です。
内部洗浄運転は何分間続くのか?
シャープのエアコンの内部洗浄運転は、自動または手動で開始され、運転時間は設定や環境によって変わります。ここでは、具体的な運転時間の目安を解説します。
内部洗浄の運転時間の目安
エアコンの運転モードによって、内部洗浄運転の長さが異なります。
運転モード | 内部洗浄運転の目安時間 |
---|---|
冷房・除湿・部屋干し使用後 | 約70〜90分 |
暖房・送風使用後 | 約20分 |
また、部屋の湿度やエアコンの使用頻度によっても時間が変わることがあります。
手動と自動の違い
- 自動運転:エアコンの電源をオフにすると自動的に開始される。時間は環境に応じて変動する。
- 手動運転:リモコンの「クリーン」ボタンから内部洗浄を選択すると開始され、通常は約70〜90分間続く。
内部洗浄運転が終わるまでの時間を把握し、エアコンの状態を正しく管理することが重要です。
内部洗浄運転が長いと感じる理由とは?
内部洗浄運転は通常の運転よりも長く感じることがあります。その理由はいくつか考えられます。
内部洗浄運転が長くなる主な原因
- 冷房・除湿後の運転は長めに設定されている
冷房や除湿運転の後は、エアコン内部に結露が発生します。そのため、内部をしっかり乾燥させる必要があり、70〜90分間運転が続くことが一般的です。 - 湿度が高いと運転時間が伸びる
部屋の湿度が高いと、内部の乾燥が完了するまで運転が続くため、長く感じることがあります。特に梅雨や雨の日は、通常よりも長時間の運転が必要になることがあります。 - 設定によって自動で毎回作動している
内部洗浄機能が「自動」に設定されていると、エアコンの電源を切るたびに毎回作動します。これにより、「エアコンを使うたびに長時間運転が続いている」と感じることがあります。
長く感じる場合の対策
- 設定を見直す:「内部清浄」の設定を「切」にすることで、毎回自動で作動するのを防ぐことができます。
- エアコン内部の清掃を行う:フィルターや熱交換器が汚れていると、乾燥に時間がかかる場合があります。定期的に掃除することで運転時間を短縮できることがあります。
- 電源を切るタイミングを調整する:内部清浄運転が気になる場合は、就寝前や外出前など、影響が少ない時間帯にエアコンをオフにするのも一つの方法です。
内部清浄運転の仕組みを理解し、適切に設定や清掃を行うことで、無駄な運転を減らしつつ、カビや臭いの発生を防ぐことができます。
内部洗浄運転が毎回起動するのはなぜ?
シャープのエアコンでは、内部洗浄運転が毎回自動で作動することがあります。この機能はエアコン内部のカビや汚れの発生を防ぐために設計されていますが、意図しないタイミングで作動すると「毎回起動してしまう」と感じるかもしれません。ここでは、その原因と対策について解説します。
内部洗浄運転が毎回作動する主な原因
- 設定が「自動」になっている
エアコンの内部洗浄機能は、リモコンで「自動」に設定されていると、エアコンを停止するたびに作動します。特に、冷房や除湿を頻繁に使う場合は、使用後に毎回内部洗浄運転が始まるため、長時間運転しているように感じることがあります。 - 冷房・除湿運転の後に自動で作動する仕様
冷房や除湿を使用するとエアコン内部に結露が発生します。この水分をしっかり乾燥させるために、内部洗浄運転が自動で開始される仕組みになっています。 - リモコンの設定変更がされていない
設定を変更すれば内部洗浄をオフにすることも可能ですが、リモコンの操作方法が分からずそのままにしているケースもあります。
内部洗浄運転が毎回起動しないようにする方法
内部洗浄を不要と感じる場合は、以下の手順で設定を見直しましょう。
- リモコンの「メニュー」または「クリーン」ボタンを押す
- 「内部清浄」の項目を選択する
- 「自動」から「切」へ変更する
- 設定を保存し、エアコンの運転を停止する
設定を変更すれば、毎回起動することはなくなります。ただし、内部洗浄運転を完全にオフにすると、カビや臭いが発生しやすくなるため、適度に手動で清掃することをおすすめします。
内部洗浄中の表示が消えない場合の対処法
内部洗浄運転中、リモコンやエアコン本体の表示ランプが消えないことがあります。この現象は、内部洗浄が正常に行われている場合と、何らかのエラーが発生している場合の両方が考えられます。ここでは、内部洗浄の表示が消えない原因と対処法について説明します。
内部洗浄中の表示が消えない主な原因
- 内部洗浄運転が継続中
内部洗浄が完了するまで表示は消えません。冷房・除湿後の内部洗浄は約70~90分、暖房・送風後は約20分間運転されるため、それまで表示が残ることがあります。 - エアコンの設定によるもの
機種によっては、内部洗浄が開始してすぐに表示が消えるものもあれば、運転が終了するまでランプが点灯し続けるものもあります。 - センサーの異常やリモコンの不具合
もし表示が消えず、エアコンの風も出続けている場合は、センサーやリモコンに異常がある可能性があります。
表示が消えない場合の対処法
表示が消えない場合は、以下の手順で確認してみてください。
- 運転時間を確認する
内部洗浄が通常の時間内であれば、運転が終わるまで待つのが基本です。 - リモコンの「停止」ボタンを押す
内部洗浄運転が続いている場合、手動で停止できることがあります。 - 電源プラグを抜き、30秒以上待ってから再接続する
センサーの誤作動で表示が消えない場合は、エアコンをリセットすることで解決することがあります。 - リモコンの電池を交換する
リモコンの信号が正常に送信されていないと、表示が消えないことがあります。電池を新しいものに交換し、再度操作を試してみてください。 - メーカーサポートに問い合わせる
以上の対処を試しても改善しない場合は、メーカーに相談するのが確実です。
表示が消えないと気になるかもしれませんが、まずは正常な運転時間かどうかを確認し、必要に応じてリセットやリモコンの操作を試してみましょう。
シャープのエアコン内部洗浄を途中で止める・設定変更する方法

- 内部洗浄を解除・停止する方法とは?
- 内部洗浄運転のボタンとリモコンの使い方
- 設定変更で運転時間を短縮できる?
- 音が気になる場合の対応策
- 暑くなる理由と対策
- カビや臭いに効果があるのか?
- 内部洗浄による電気代の影響は?
- 暖房運転後の内部清浄の仕組みとは?
- シャープのエアコン内部洗浄が終わらないに関するまとめ
内部洗浄を解除・停止する方法とは?
エアコンの内部洗浄運転は、自動で開始される設定になっている場合があります。しかし、すぐに停止したい、あるいは今後作動しないようにしたいと考える方もいるでしょう。ここでは、内部洗浄運転を解除・停止する方法について解説します。
内部洗浄を手動で停止する方法
内部洗浄運転中にすぐに停止したい場合、以下の方法を試してください。
- リモコンの「停止」ボタンを押す
多くの機種では、リモコンの「停止」ボタンを押すことで内部洗浄運転を停止できます。 - 電源プラグを抜き、30秒待ってから再接続する
それでも止まらない場合は、電源を一度抜いてリセットすることで運転を強制的に終了できます。 - リモコンの設定を確認する
もし「停止」ボタンを押しても再び作動する場合は、内部清浄が「自動」に設定されている可能性があります。
内部洗浄運転を解除する方法
内部洗浄運転が毎回自動で作動しないようにするためには、設定を変更する必要があります。
- リモコンの「メニュー」または「クリーン」ボタンを押す
- 「内部清浄」設定を開く
- 「自動」→「切」に変更する
- 設定を保存する
これで、エアコンを停止したときに毎回内部洗浄が作動しなくなります。ただし、内部清浄を完全にオフにすると、カビや臭いの原因になることがあるため、定期的に手動で内部洗浄を行うことをおすすめします。
内部洗浄運転を停止・解除する方法を知っておけば、必要に応じて適切に管理できるでしょう。
内部洗浄運転のボタンとリモコンの使い方
シャープのエアコンでは、内部洗浄運転をリモコンで操作できます。しかし、どのボタンを使えばよいのか分からないこともあるでしょう。ここでは、内部洗浄運転の基本的な操作方法について解説します。
内部洗浄を開始する方法
内部洗浄運転は、自動運転と手動運転の2種類があります。それぞれの操作方法を確認しましょう。
- 自動運転の場合
- エアコンの電源を切ると、自動的に内部洗浄が開始される(設定が「自動」になっている場合)。
- 内部清浄のランプが点灯し、約70〜90分間運転が続く。
- 運転終了後、自動的に停止する。
- 手動で開始する場合
- リモコンの「メニュー」または「クリーン」ボタンを押す。
- 「内部清浄」または「内部洗浄」機能を選択する。
- 「開始」ボタンを押すと、運転がスタートする。
内部洗浄を停止・解除する方法
内部洗浄運転が続いていて止めたい場合、以下の方法で停止できます。
- リモコンの「停止」ボタンを押すと、内部洗浄運転が終了する。
- それでも止まらない場合は、エアコンの電源プラグを抜き、30秒以上待ってから再度差し込む。
リモコンの設定確認方法
内部洗浄運転の設定は、リモコンから確認できます。
- リモコンの「メニュー」または「設定」ボタンを押す
- 「内部清浄」または「クリーン機能」を選択
- 「自動」または「切」を選べる場合は、希望の設定に変更する
- 「決定」または「OK」ボタンを押して確定
リモコンの使い方を理解し、必要に応じて手動操作や設定変更を行うことで、内部洗浄運転を適切に管理できます。
設定変更で運転時間を短縮できる?
内部洗浄運転が長く続くと感じる場合、設定を変更することで時間を短縮できる可能性があります。ここでは、設定変更の方法や短縮のポイントについて解説します。
設定変更で運転時間を短縮できるケース
内部洗浄運転の時間は、エアコンの運転モードや設定によって変わります。以下のような方法で短縮が可能です。
- 内部洗浄の設定を「自動」から「切」に変更する
- 設定が「自動」になっていると、エアコンを停止するたびに内部洗浄運転が開始される。
- これを「切」にすることで、不要なタイミングでの運転を防ぐことができる。
- 冷房・除湿の使用を減らす
- 冷房や除湿の使用後は、約70~90分間の内部洗浄が行われる。
- 送風や暖房の後は約20分間の運転で済むため、使用モードを調整することで短縮できる。
- 部屋の湿度を下げる
- 湿度が高いと、エアコン内部の乾燥に時間がかかり、内部洗浄運転も長くなる。
- 除湿機や換気を活用し、部屋の湿度を下げることで運転時間の短縮が期待できる。
設定変更の手順
内部洗浄の運転時間を短縮するために、設定を変更する方法を紹介します。
- リモコンの「メニュー」または「クリーン」ボタンを押す
- 「内部清浄」設定を開く
- 「自動」→「切」に変更する(毎回作動しないようにする)
- 設定を保存し、エアコンの運転を停止する
ただし、内部洗浄運転を完全にオフにすると、カビや臭いが発生しやすくなるため、定期的に手動で内部洗浄を行うことをおすすめします。
音が気になる場合の対応策
内部洗浄運転中に「シャー」「ジュルジュル」といった音が気になることがあります。エアコンの異常を疑う方もいるかもしれませんが、多くの場合は正常な動作音です。ここでは、音の原因と対策について解説します。
内部洗浄運転中の音の主な原因
- 送風運転による音
内部洗浄運転では、内部を乾燥させるために送風を行います。この際、風の流れによって「ゴォー」という音が発生することがあります。 - 冷媒の流れる音
内部の温度を調整するために冷媒が移動する際、「ジュルジュル」「シュワー」といった音が聞こえることがあります。これは通常の運転中にも発生するもので、異常ではありません。 - ファンの回転音
内部の空気を循環させるためにファンが回転します。この際、モーター音や「ブーン」といった低い音がすることがあります。
気になる音を軽減する方法
内部洗浄運転中の音が気になる場合は、以下の方法を試してみてください。
- 運転時間を確認し、必要なら短縮する
- 冷房・除湿後の内部洗浄は長時間続くため、設定を見直すことで運転時間を短縮し、音が気になる時間を減らすことができる。
- エアコンの設置位置を確認する
- 壁に近すぎると、振動音が大きくなることがある。
- エアコンの設置位置を適切に調整することで、音を軽減できる。
- 定期的にフィルターを掃除する
- フィルターが汚れていると、空気の流れが悪くなり、送風音が大きくなることがある。
- 月に1回程度、フィルターの掃除をすることで運転音を抑えられる。
- 運転モードを調整する
- 風量設定を「静音モード」にすると、音が小さくなる場合がある。
内部洗浄運転の音は基本的に異常ではありませんが、どうしても気になる場合は、運転時間や設定の見直しを検討するとよいでしょう。
暑くなる理由と対策
内部洗浄運転中、部屋が暑くなると感じることがあります。通常のエアコン運転とは異なり、冷房や送風ではなく暖房運転が行われることがあるためです。ここでは、暑くなる理由とその対策について解説します。
内部洗浄運転中に暑くなる主な理由
- 送風や弱い暖房運転が行われるため
内部洗浄では、エアコン内部を乾燥させるために送風運転や低温の暖房運転が行われます。その結果、温風が発生し、室温が上昇することがあります。 - 冷房・除湿運転後の内部乾燥
冷房や除湿を使用した後は、内部の湿気を取り除くために約70〜90分間の送風運転が行われるため、空気がこもりやすくなり暑く感じることがあります。 - 狭い部屋や換気不足
小さな部屋で内部洗浄運転を行うと、温風が部屋にこもりやすく、暑さを感じやすくなります。また、換気が不十分だと、熱が逃げずにこもってしまうことがあります。
内部洗浄運転中の暑さを軽減する方法
- 運転時間を調整する
内部洗浄が毎回自動で作動する設定になっている場合、「手動」に切り替えて、必要なときにのみ作動させることで暑さを軽減できます。 - 部屋の換気をする
エアコンの風がこもらないように、窓を開けたり、扇風機を併用して空気を循環させると、暑さを感じにくくなります。 - 夜間や外出時に運転させる
暑さが気になる場合、就寝中や外出中に内部洗浄運転を行うことで、暑さの影響を受けずに済みます。
エアコンの仕組みを理解し、適切な対策を講じることで、内部洗浄運転中の暑さを和らげることができます。
カビや臭いに効果があるのか?
エアコンのカビや臭いは、多くの人が気にする問題です。内部洗浄運転は、エアコン内部を乾燥させることでカビや臭いの発生を抑える効果が期待できます。ただし、完全に取り除けるわけではありません。
内部洗浄がカビや臭いに対して効果的な理由
- エアコン内部の乾燥
冷房や除湿を使用すると、エアコン内部に結露が発生します。この水分がカビの原因となりますが、内部洗浄運転によって乾燥させることで、カビの発生を抑えることができます。 - 送風による湿気除去
内部洗浄では送風を利用して湿気を飛ばします。湿った環境が長く続くとカビが発生しやすいため、乾燥させることは重要です。
内部洗浄だけでは取り除けないカビや臭い
- エアコン内部の汚れは完全には取れない
内部洗浄運転はあくまで「乾燥」が目的であり、すでに発生したカビやホコリを除去することはできません。 - フィルターや熱交換器の汚れが臭いの原因になることも
内部洗浄運転だけでは、ホコリや油汚れの蓄積は取り除けません。そのため、定期的なフィルター掃除やエアコン内部のクリーニングが必要です。
カビや臭いを防ぐための追加対策
- フィルター掃除をこまめに行う(2週間に1回が目安)
- エアコンの送風運転を定期的に活用する(冷房・除湿使用後に10分程度)
- 業者によるエアコンクリーニングを行う(1年に1回推奨)
内部洗浄運転はカビや臭いの予防には効果的ですが、すでに発生したカビや汚れを取り除くことはできないため、定期的な掃除と併用することが重要です。
内部洗浄による電気代の影響は?
エアコンの内部洗浄運転を頻繁に使用すると、電気代への影響が気になる方もいるでしょう。内部洗浄運転は通常の冷房・暖房運転よりも消費電力は少ないですが、使用頻度によっては電気代が増える可能性があります。
内部洗浄運転の電気代の目安
エアコンの機種や運転時間によりますが、一般的な電気代の目安は以下の通りです。
運転モード | 電気代の目安 |
---|---|
内部洗浄(1回) | 約0.3〜3円 |
1カ月間(毎日) | 約9〜90円 |
内部洗浄運転は、ファンや送風機能を使うため、消費電力はそれほど多くありません。しかし、冷房や除湿の使用後に毎回作動すると、少しずつ電気代が積み重なります。
電気代を抑えるための工夫
- 内部洗浄の設定を「手動」にする
自動運転ではなく、必要なときだけ作動させることで、無駄な電気代を抑えられます。 - 冷房・除湿の使用を調整する
冷房や除湿を使用した後に内部洗浄が行われるため、使用頻度を減らすことで電気代の節約につながります。 - 送風運転を活用する
内部洗浄運転の代わりに、冷房や除湿運転後に10分程度の送風を行うことで、同様の効果が得られます。
内部洗浄運転自体の電気代は大きくありませんが、使用頻度が多いとコストが増える可能性があります。適切な設定を行い、必要に応じて調整することが大切です。
暖房運転後の内部清浄の仕組みとは?
暖房運転を使用した後も、内部清浄運転が作動することがあります。冷房や除湿後とは仕組みが異なるため、どのような動作が行われているのかを理解しておくと安心です。
暖房運転後の内部清浄の仕組み
- 暖房運転後の内部清浄は約20分間
暖房使用後は、エアコン内部の熱を利用して乾燥を行うため、冷房や除湿後の内部洗浄(約70〜90分)に比べて短時間で完了します。 - 送風運転で湿気を取り除く
暖房運転時はエアコン内部に湿気が溜まりにくいため、強い送風を短時間行うことで乾燥させます。
暖房運転後の内部清浄を止める方法
- リモコンで「内部清浄」の設定を「切」にする
- 電源プラグを抜いてリセットする(応急処置)
暖房運転後の内部清浄は、カビの発生を防ぐための重要な機能です。必要に応じて運転を調整し、適切に管理しましょう。
シャープのエアコン内部洗浄が終わらないに関するまとめ

シャープのエアコンの内部洗浄運転が終わらないと感じる原因は、主に「設定が自動になっている」「湿度が高く乾燥に時間がかかる」「冷房や除湿後は長めの運転が必要」といった要因が挙げられます。
もし運転が長く感じる場合は、リモコンの設定を「手動」に変更することで、毎回作動するのを防ぐことが可能です。また、電源プラグの抜き差しや、部屋の換気を行うことで運転時間を短縮できる場合もあります。
内部洗浄は、エアコンのカビや臭いを防ぐために重要な機能ですが、すでに発生した汚れを完全に取り除くものではありません。そのため、定期的なフィルター掃除や、必要に応じて業者のクリーニングを利用することもおすすめです。
内部洗浄運転の仕組みや設定を正しく理解し、状況に応じた使い方をすることで、快適にエアコンを活用できるでしょう。
箇条書きでもまとめました。
- シャープのエアコン内部洗浄は、エアコン内部の湿気を乾燥させ、カビや臭いの発生を抑える機能である
- 内部洗浄運転は自動と手動の2種類があり、設定によって動作が異なる
- 冷房・除湿後の内部洗浄は約70〜90分、暖房・送風後は約20分の運転時間となる
- 湿度が高いと内部の乾燥に時間がかかり、運転時間が長くなることがある
- 内部洗浄運転が毎回起動する場合、設定が「自動」になっている可能性がある
- 内部洗浄中に表示が消えない場合、通常の運転時間を過ぎていないか確認することが重要
- 運転中に暑くなるのは、送風や弱い暖房運転で内部を乾燥させるためである
- 内部洗浄はカビや臭いの発生を抑えるが、すでに発生した汚れを取り除くものではない
- 内部洗浄運転の電気代は1回あたり約0.3〜3円であり、大きな負担にはならない
- 設定変更で内部洗浄の運転時間を短縮することが可能だが、カビ防止のため適度な運転は必要
- 内部洗浄運転中の音は送風や冷媒の流れる音が原因であり、多くの場合異常ではない
- 内部洗浄運転が長く感じる場合、リモコンの設定を手動に変更すると回数を減らせる
- 内部洗浄を途中で止めるには、リモコンの「停止」ボタンを押すか電源プラグを抜く方法がある